2023年3月12日 配信
こんにちは! だんだん春めいてきましたね。
今回はノスタルジーについてお話したいと思います。
ノスタルジー……郷愁……。
食べることに対して強いノスタルジーを覚える。
そう言ったのは、食べ過ぎて胃を壊し、食べることができなくなってしまった老人、井上です。
井上というのは、3月に出版予定の本「味覚ノスタルジア」に出てくる人物。彼は食べることに執着するあまり、食べ物に関するコレクションを自宅に展示しているほどです。とらわれているといってもいいかもしれません。
ノスタルジーという感情は人を癒したり、ときには活力を与えたりするものですが、それが1つの方向だけに向けられてしまうと、時に厄介だったりします。
なぜならコレクションしたくなってしまうから!
井上は大富豪なので、お金を使い過ぎて生活が危うくなることも、置くスペースに困ることもありませんが、普通の人だったら身を持ち崩してしまうでしょう。
ノスタルジーとは失われて二度とかえらないものに対する想い。それだけに人の心に強い影響を及ぼすようです。
最近、ノスタルジーの奥深さについて考えさせられる現象が起こっています。
昭和にはやったグッズや歌謡曲などが、十代二十代の若者にもてはやされているというのです。単に可愛いというだけの理由かもしれませんが、懐かしい感じがする、という言葉もよく耳にします。
昭和は彼らが生まれ育った時代ではないというのに……。
ノスタルジーは、時空を越えて継承されていくものなのかもしれませんね。
ところであなたがノスタルジーを感じるものはなんですか?
ちなみに写真は、私が子供の頃に集めていたピクシー絵本です。今となっては宝物です。
……ウ~ン……ノスタルジー……!
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テレビでは食べ物の番組が多い様に、みんな食べ物に関する事は興味深々ですよね。
3月出版予定の「味覚ノスタルジア」楽しみにしています!