2023年9月8日 配信
突然ですが、私の母を紹介します!
公園を走っているように見える黄色の物体。
二体ありますが、まとめて私はママと呼んでいます。
ほのぼのしているところと、何より口の形が母に似ているからです。
晩年の母は、私と目が合うと、チュッとするように口をよく尖らせたものでした。だから初めてこの黄色い物体を目にした瞬間、あっママだ!ととっさに思ってしまったのです。
遊具としては、たぶん口の部分に向かって何かしゃべると、離れたところのもう一体の口からその声が聞こえるというものなのでしょう。試したことがないので本当かどうかわかりませんが……。そうやって誰かが遊んでいるところも今まで一度も見たことがありません。
ある日、私はママの口に向かって耳を近付けてみました。何も聞こえませんでした。(当たり前だ)
「わ」と声を吹き込んでみました。けれど、こだまのように特に響くわけでもありませんでした。
ひょっとしてこの黄色いママは、他の公園にもいるのかもしれない──と、ふと私は思いました。ちょうどタコの滑り台と同じように。
日本全国、津々浦々、ちょっとした公園やスペースに、ママはいるのかも……。口を尖らせて、走っているポーズで。
ママと勝手に呼んでいますが、ちゃんとした名称だってあっても不思議ではありません。
もし名前を知っている方がいましたら、教えていただけると嬉しいです♪
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