2023年10月25日 配信
あと数日でハロウィンですね☆
この時期になると、私は何軒かの決まった家の前を通ることにしています。
今年もまたやってるかなぁ?
少しおっかなびっくり向かいます。というのは、それらの家は毎年ハロウィンの飾りつけをしているのですが、それがかなり気合いが入ったものだからです。まさに怖いもの見たさです。
まず一軒目。
舌ベロを出した真っ白の顔と、黒いボロボロの布をまとって鎌を持ったガイコツが、木に吊るされてブラリブラリと揺れています。見た瞬間、ヒャッと思わず声をあげそうになってしまいました。
二軒目。
芝生の庭に、黒いテープで全身ぐるぐる巻きにされた人が逆さまに宙づりになっています。地面からは水色の手がにょっきり。
うわぁ……。
内心顔をちょっとしかめつつ、でもなぜか視線は釘付けでその庭の前を通る私。
三軒目はというと、もはやちょっとしたお化け屋敷のようになっています。
二階のベランダから白い大きなオバケがまるで生きているように動いています。内側から空気を吹き込んでいるからです。
壁にはスライドがあって、口をパクパクさせているカボチャの映像が流れています。緑色の怪しいライトも回転して怪しさ満点!
きわめつけはガレージに立っている等身大の魔女です。この魔女は毎年現れます。初めて見たとき、私は危うく悲鳴をあげるところでした。
ハロウィンってもともとはなんのお祭りなんだっけ?
ふと思い、ちょっと調べてみると、ケルト暦の大晦日とのこと。その翌日の十一月一日が本当はメインで、キリスト教の聖人を崇敬する祝日なんだそうです。……フムフム。
日が落ちるのが早いので、暗くなってからそれらの家を見ると本当にゾッとしてしまいます。でもゾッとするのをこらえつつもなぜか目が離れません。
ああ、怖かった! でも見れて良かった!
満足感を覚えながら帰路につく私。なぜか顔が少し笑っていることに気付きます。
ゾッとしたものを見た後って、全身の力が少し抜けて、頬も緩んじゃうみたいです。というか、大げさに言うと、ただゾッとしただけで命に別状はなかったと本能的にホッとするからかもしれませんね。
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