2024年4月16日 配信
家に遊びに来た人に必ず言われることがあります。
「ねぇ、これ何?」
野菜などを入れる棚の表面に、さまざまな種類のシール(値段のシールやセロハンテープ、ガムテープの切れ端)が所狭しと貼られています。
「あ、これはね──」
毎度のことなので、あ、やっぱり聞かれた、と思いながら説明を始める私。
「床やテーブルの掃除に使うの。ベタベタしてるからすごいよくゴミが取れるんだよ」
「へぇ。そうなんだ。ふぅん」
みなさん納得してくれますが、なんとなく微妙な表情をしています。
確かに、あまり見栄えのいいものではありません。なんといってもすべて何かに使われた後のシールなのですから。よれていたり、包み紙や段ボールがところどころはりついていたりもします。
捨てたらどうなの?
そんな心の声が聞こえてきますが、シールの二次利用の効果を知っている私は捨てる気など毛頭ありません。
「あ、いいよね。私もやってる」
そういう人がごくたまにいます。私は嬉しくなって「シール同盟だ」となんだかよく分からないことを口走ってしまいました。
ちょっとしたホコリや細かいゴミを取りたいときに本当に便利なんです。
二次利用するのはきっと今の時代にも合っていますよね♪
でもなんで捨てられないんだろう……?
冷静に自分の気持ちを分析してみると、もったいないとか得したいとかいう気持ちより、まだ使えるのに捨てるのはかわいそう……という気持ちが根底にあるような気がします。
私自身の命も、とことん極限まで使い切りたいとしみじみ思う所存であります。
出番を待つけなげなシールたちの写真を載せようかと思いましたが、見た方がギョッとしてしまうかもしれないので、代わりに源平桃ちゃんの写真を載せることにしました。
あぁ、なんて美しい……!
1 件
こんにちは。
その写真、是非見たかったです。
捨てられず、剥がしてどこかに貼って貯めているんですよね?凄いですね、、、(^_^;)
もったいないからではなく可哀想だからってところも、、さすが!不思議な発想です。
でも実は私も貯めています!
ハムやベーコンが3束、長いテープでまとまっているそのテープ、郵便物の中に入っていた返信用ハガキの個人情報を隠す為のシール。コートのホコリを取るのに使おうと取っておきますが、中々使わないです(笑)