2024年6月24日 配信
オープン時刻から少し遅れてハウステンボスに「入国」した私。
そう、ここでは入国というのです!
もちろん出るときは出国。
1つの王国ですからね。それになんせめちゃくちゃ広い!
結局その日私は10時間歩きまわりました。
点在するお城的ホテルの数々、オランダに実在する建物、塔、風車、そして咲き乱れる薔薇……。
なにより、どこに行ってもずぅーっとアコーディオンの陽気な音楽が流れています。
石畳の通りを歩いていると、まるでドラマの登場人物にでもなった気分♪
別の視点で自分を見ているようで、ちょっと新鮮でした。
BGMの力ってスゴイのです!
しかし広過ぎて迷い、少し焦りました。
修学旅行で来ていたある少年が、天を仰いで叫んでいます。
「また観覧車のとこに出た! オレの頭がおかしくなったのか⁉」
まさに同じ気分でした。(汗)
オランダ人であるディック・ブルーナの絵画展に入り、心にささる言葉に出会いました。
「絶対絶対描きすぎてはいけない。複雑にしてはいけない」
見る人にイマジネーションを与えるため、だそうです。
これは何事にも通じるのではないか……?と考えながら、広大な英国式ガーデンをそぞろ歩く私。
舟に乗って一周もしました。
なんと、ハウステンボス内に住んでいる方もいらっしゃるそうです。
「ご来場の記念に皆さんも一軒どうですか?」とガイドさん。(笑)
家が売りにだされていて、ハウステンボス町一丁目~という番地になるとのこと。住人は別の通路口から出入り自由らしいです。
いやはや……とビックリしながら、川沿いに並ぶカラフルな家々を眺めていました。
すっかり日が暮れて、イルミネーションの洪水の中、ついに出国。
おぼろ月がキレイでした。
さらば……ハウステンボス!
夢の王国をさんざん歩きまわって私はしみじみ思いました。
結論。人を楽しませるのってほんとに大変だなぁ。
1 件
ハウステンボスってそんなに素晴らしいところなんですね!私も行ってみたくなりました。泊まったホテルにヤギがいる所が私的には最高です!!
それにしても片道9時間って、、さぞかし色々な事を考える事が出来て良かったんじゃないですか?!
そんな旅も良いかも??