2023年1月28日 配信
媛ヒメルです。 自由が丘で新春占いをやっていたので、占い師であるムンロ王子様にタロットカード占いをしていただきました。
テレビや雑誌でお見受けするときは毎回バッチリ王子様衣装のムンロ様ですが、1月というだけあって、渋いお着物姿でした。
「目を閉じて深呼吸をして、パッと目を開けたときに気になる1枚を選んでください」
ズラリと一列に並べられたカードを前に固まる私。
選べない! どれも同じに見える! あぁっ選べなーい!
ムンロ王子様はおっしゃいます。
「選ぶ前からカードは決まっているんです」
直感で選ばなくてはダメとのこと。
優柔不断な私は、実に4回(!)も仕切り直しをさせてしまいました。
そしてもういいやっとなかば投げやりに選んだカードは……まさかの「吊るされた男」。
えぇ〰️と私は思わずのけぞってしまいました。
というのは2年前にも別の占い師さんでこのカードを出していたからです。
逆さまの男は、私にはなんだかすっかりお馴染みの絵柄なのです。
「悪いカードじゃない」とムンロ王子様はおっしゃっていましたが、このカードが言いたいのはつまり「試練に耐えろ」ということ。
「山があって頂上に登るには道が沢山ある。どの道を選ぶかは自分で決める。とにかく山を登らなきゃ。登ってから初めてゴーサインが出る。このカードを拒否していると、いつまでもこのカードにつきまとわれる」
そんなさりげなく恐ろしいことを口にするムンロ王子様。
いいでしょうとも、受け入れましょう、吊るされた男よ!
帰り道、私は妙にすがすがしい気分で空に向かって誓いました。
──さて、お正月も遠くに飛び去り、吊るされた男の面影も薄れつつある今日この頃、3月に出版予定の本のページ見本があがってきました。
次回は、本の表題作である「味覚ノスタルジア」のストーリーを思いついたきっかけについてお話したいと思います。
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タロットカードの「吊された男」は試練に耐えろという暗示なのですね。
たびたび引かれているとは縁の深いカードなのでしょうか。
新刊が3月に出版予定とのこと、楽しみにお待ちしております。
試練に耐えろ、、2回もそう言われたら耐え抜きたくなりますね!頑張って下さい♪