2023年12月19日 配信
「ホラー&ミステリー短編大賞」事務局です。大変お待たせ致しました。受賞者の発表です。
258作品
受賞者の皆様おめでとうございます。
「ホラー&ミステリー短編大賞」がついに決定しました。
短編作品の募集ということだったからでしょうか。前回の応募総数を遥かに超えるたくさんのご応募を頂きました。感謝申し上げます。
何より「面白い」と思える作品も多数ありました。また、編集を加えることで作品力がアップできるような作品も多数見受けられるなどかなり楽しい選考作業となりました。
今回ご応募頂いた作品を是非、多くの読者に届けることができればと編集部一同今からワクワクしております。また、残念ながら「大賞」受賞作品は「該当者無し」となりましたが、とても魅力的な作品として評価が高かった作品については新たな賞を設置し「準大賞」としました。作品作りに課題があった場合でも成長の可能性が高い方は「ポシビリティ賞」としての受賞となりました。惜しくも受賞を逃した応募者の皆様もあきらめないでください。チャンスは必ず巡ってきます。それまで、爪を研ぎ研鑽に励んで頂ければと思います。
あらためまして、受賞者の皆様、おめでとうございました。
そして、今回受賞した皆様には、更にスペシャルな提案がございます。期待してお待ちください。また惜しくも受賞を逃した応募者の皆様にもチャンスがあります。幸運をつかみ取ってください。
審査委員長/松田提樹
『ホラー&ミステリー短編大賞』、たくさんのご応募ありがとうございました。
熟成された情熱的な作品たち。
学園もののミステリーや怪異を扱ったホラー、殺人鬼、怪談、モンスター系、悪夢的世界広がる物語・・・様々な作品に多く触れることができて、感動しております。
今回の募集では非常に個性的な作品が集まったというのが、正直な感想でしょうか。
また、文章力が高く非常に書き慣れた応募者の方々が多く最後まで読み手を飽きさせない緊張感溢れる演出を試みている物語には脱帽です。
短篇とは・・・限られた時間と日数で展開する物語であることが条件のような気がします。
それが、ホラー&ミステリーであれば迫り来る時間切れまでの緊張感の演出・・・いわば、時限爆弾のようなものだと思ってくだされば良いでしょうか?
もうひとつ、全体的に言えるのは読み手に衝撃を与えるタイトルが見当たらなかったこと。
タイトルとは、『顔』。
どんな物語なのか?タイトルとの関連性は?
読み手にまず謎を投げかける・・・非常に重要な部分だと思います。
人間の光と闇・・・
今回、皆様の奥底に眠る邪悪さと毒を無数に味わうことができました!
僕からのお願いです。
これからも是非、書き続けてください!
それではまたいつか、お会いできることを期待して!
あなたの影の友 大和田龍之介
◆該当者無し
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◆七森いちはさん「わるいゆめをもういちど」
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◆緑川小町さん「ならわし」
◆影津さん「アイドルソーセージ」
◆緑川小町さん「まやかしの薮」
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◆五味果頭真さん「黒い地球」
◆大山慶樹さん「右手」
◆高瀬甚太さん「赤い目の人形」
◆威常さん「包まれた何か」
◆高瀬甚太さん「怨霊温泉郷」
◆神室宗介さん「十分間……」
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◆水谷よひらさん「屋上を見上げる女」
◆3×4=12さん「砂時計」
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◆井関和美さん「穴ぐらにて」
以上となります。
ご応募頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。
クリエイティブメディア出版
「ホラー&ミステリー短編大賞」事務局