2021年12月1日 配信
書くこと、それは自分の頭の中にだけ存在するもの・ことを文字に変えて
読者に届けることです。
とても創造的なことであり、想像するちからによって支えられるものです。
書くこと、それは時に自分をさらけ出すことであり、時には自分の想いを
ありったけの表現力をふりしぼって、読み手に対して伝えきることです。
文章を書く方法を教える講座では、書くことを文章にまとめる為のスキル
に焦点を当てて教えている場合があるかと思いますし、それも一定の効果
があることでしょう。
しかし私がお伝えしたいのは、ほとんどの作家さんにはスキルを磨く前に
想像力をゆたかにすることに時間を使いましょう、ということです。
何かを表現する=創造するひとは、想像力がなくてはなりません。
その想像力には、相手が誰で、いま、どんなときに、「このひと文字」を
目にするか、が求められます。
そして、その想像力を持つひとに、創造の神様は味方するのだと思います。