「味覚ノスタルジア」執筆中

お腹が痛いと言って友達がダウンしている夢を見て目覚めた朝。もう八時半をまわっています。
えっ、今日って元旦!?　それでもってこれが初夢!?
2024年はそんなちょっと冴えない感じの幕開けでした。
起きてせっせとおせちもどきを作る私。黒豆、なます、松前漬け、伊達巻き（のようなもの）などなど。
お重に詰めればそれなりに形になるっと思いつつ隙間を埋めていきます。あとはお雑煮を作って完成！
弟が、お重のひと箱全面に詰まった松前漬けを見るなり言い放ちました。
「やっぱ出た、このもじゃもじゃ。ひげ」
どうやら細く切った昆布が、弟にはもじゃもじゃのひげに見えるらしいのです。
「いやびっくり。前代未聞のお粗末さだね」
弟にぼろくそに言われながらも、私はひとりでうなりながら食べていました。あまりに美味しくて！　まさに手前味噌、、、なのでしょうか？
二人でギャアギャア言い合いつつも、一緒に近くの神社に初もうでに行きます。
それにしてもなんて素晴らしいお天気なんでしょう！　空気までもがピカピカに輝いているようです。さすが元日はなんか違うなぁっ。
そのときはまさかその日の夕方に石川県に大地震が来るとは夢にも思わず……。
弟は先に家に帰り、私は一人で毎日新聞の支店に出かけました。川沿いの道を歩きます。日差しがとても眩しく、日傘が欲しいくらいでした。
やっとお店に着き、「元旦の新聞を」とお願いすると、160円だったので200円出しました。すると「今こまいの（細かいの）ないから100円でいいよ」とおっしゃってくださり、タオルまでいただいてしまいました。ヤッター、ラッキー☆　
しかし元旦の新聞って、ずっしり重いんですね。
「あー、眩しい……」
太陽があまりに張り切り過ぎて、瞼の裏にずっと光が残っているような感じでした。まずいぞ、これは……とちょっと思う私。
帰宅後、早速新聞をチェックします。「新春のご挨拶」の紹介ページに、有り難いことに私も加えていただけることになったのです。どこかなぁ……とページをめくり、、、「あっ！」と大声をあげてしまいました。
新聞に載るのは生まれて初めての経験でした。なんか幸先いい感じ……♡
しかし光が眩し過ぎたのがたたって、その夜はひどい頭痛に悩まされることになってしまいました（涙）。
ええい、寝ちゃえば治るっとむりやり床に就いた、そんな2024年元旦の一日でした。
皆さまも健康にじゅうぶん留意してお過ごしください。
大地震に見舞われた地域の方は大変なお正月となってしまいましたが……。なんと言葉をかけたらいいのか分かりません……。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。