「味覚ノスタルジア」執筆中 「味覚ノスタルジア」執筆中
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「味覚ノスタルジア」執筆中

媛ヒメル(純文学作家)

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36件


2 媛ヒメル 船での生活 クリエイティブメディア出版 味覚ノスタルジア

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「船での生活」

2023年5月11日 配信

突然ですが、人生の節目に何か特別なことをしたいと思う方は多いのではないでしょうか?たとえば30歳、40歳という十年ごとの節目などに。 私は40歳になったとき、何か今までやったことがないことをしたいと思い、ピースボードに乗りました。約3ヶ月かけて世界を一周するという船旅です。いざ船に乗ってみると、当然ながらいろいろな人がいました。デッキに大きなキャンパスを出して日が沈むまで絵を描いている人、運動のため、ただひたすら甲板をぐるぐる歩いている人、ほぼ毎晩、社交ダンスを楽しむ人……。 「味覚ノスタルジア」の中の短編「波の療法」では、このピースボードでの体験がかなり入っています。物語の登場人物も、実際に […]

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姫ヒメル 出版大賞 クリエイティブメディア出版 味覚ノスタルジア クリエイターズワールド

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「アレッ?なメニュー」

2023年4月27日 配信

突然ですが皆さま、定食屋なのに妙にデザートが充実していたり、イタリアンレストランなのになぜか茶碗蒸しがあったり、というようなちょっと変わったメニューを見かけたことはありませんか? 私は過去にそんなようなお店に入った記憶があります。具体的にはもう思い出せないのですが……。 なんでこんなものがあるの?と不思議に思ってしまうメニューは現実には存在しますが、小説の中で──それも出だしの部分でそういうメニューを登場させるのは危険かもしれません。読者はそこに意識をとられ、話が頭に入ってこなくなってしまう恐れがありますから。 たとえば短編小説「味覚ノスタルジア」の冒頭シーン。主人公の「田辺」はカフェのオープ […]

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姫ヒメル クリエイティブメディア出版 味覚ノスタルジア クリエイターズワールド

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何度行っても迷ってしまう場所

2023年4月12日 配信

先日「味覚ノスタルジア」の表紙デザインや進行についての打ち合わせがお台場でありました。 いつも同じビルで行われるのですが、なぜかほぼ毎回迷ってしまう私。もう何度も行っているのに……(汗) というのも、降りる駅がそのつど違うからでしょう。最初はりんかい線の東京テレポートで降りました。巨大なガンダムを尻目に「よし、行ける」と思いながら歩いていましたが、気がつくと「ここどこ!?」という状態に。 これに懲りて、2度目は素直にゆりかもめに乗りました。先頭車両に陣どる私はすっかり遊園地のアトラクション気分♪ ちゃんと最寄り駅のテレコムセンターで降りたものの、ゆりかもめの高い位置から地上に降りたとたん、方角 […]

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媛ヒメル クリエイティブメディア出版 味覚ノスタルジア BP レインボー飛行機 夢 枕

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枕の神様

2023年4月1日 配信

みなさんは寝ているときによく夢を見るタイプでしょうか。それともまったく見ないタイプでしょうか。見ないという人も、ただ覚えていないだけで一晩のあいだにいくつも夢を見ているそうです。もし好きなように思い描いた夢が見られたらステキですよね……。 そこで質問です。こんな和歌を聞いたことはありますか? なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな 上から読んでも下から読んでも同じになります。こういう文のことを回文というのですが、この和歌と、宝船に乗った七福神の絵を紙にかいて枕の下に入れて寝れば、好きな夢を見られると言われています。和歌だけでもいいそうですが。お正月の初夢を見るときにやる […]

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ノスタルジーとは

2023年3月12日 配信

こんにちは! だんだん春めいてきましたね。 今回はノスタルジーについてお話したいと思います。 ノスタルジー……郷愁……。 食べることに対して強いノスタルジーを覚える。そう言ったのは、食べ過ぎて胃を壊し、食べることができなくなってしまった老人、井上です。 井上というのは、3月に出版予定の本「味覚ノスタルジア」に出てくる人物。彼は食べることに執着するあまり、食べ物に関するコレクションを自宅に展示しているほどです。とらわれているといってもいいかもしれません。 ノスタルジーという感情は人を癒したり、ときには活力を与えたりするものですが、それが1つの方向だけに向けられてしまうと、時に厄介だったりします。 […]

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4.笑い袋 媛ヒメル 味覚ノスタルジア クリエイティブメディア出版 20230206_224856

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笑い袋を買ってしまった

2023年2月26日 配信

媛ヒメルです。2月ももう終わりですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日100円ショップでなんとなくオモチャコーナーを見ていたら懐かしいものを見つけました。 笑い袋です。昔持っていたような気がするのですがどこにいったのやら記憶の彼方……。どうしても気になって思わず買ってしまいました。帰宅してからさっそく押してみると確かに笑い声が。でもあまり楽しそうではありません。録音係?の人に、とにかく大げさに大きな声で笑って、と言われて笑っている感じがします。音は当時のものらしく、年代を感じました。この声の主は果たしてご存命なのだろうかとちょっと考えてしまいました。 「笑い袋」で調べてみると男性版、女性版 […]

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3 コーン 媛ヒメル 味覚ノスタルジア クリエイティブメディア出版 コーンスープ大好き 20230206_224856

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コーンスープ大好き!

2023年2月10日 配信

媛ヒメルです。すっかり日が長くなり、梅も咲きだしてなんだか心がはずみますねっ。皆様いかがお過ごしでしょうか……。 ところでいきなりですがコーンスープはお好きですか?コーンスープといってもいろいろなタイプがありますよね。コーンの粒がいっぱい入っているもの、細かくつぶされてとろみがあるもの、クルトンだけのっていてさらっとしているもの。味もまたさまざまです。 ある日私は近所の川べりを散歩しておりました。すると突然ものすごくコーンスープの匂いがしてきたのです。明らかにインスタントのコーンスープです。強烈で、とても化学的な匂いでした。その瞬間、私の脳裏に薄暗い部屋がパッと広がったのです。それもなぜか団地 […]

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ムンロ王子様 媛ヒメル 味覚ノスタルジア クリエイティブメディア出版 ブランデングページ 幻冬舎

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ムンロ王子様とご対面!

2023年1月28日 配信

媛ヒメルです。 自由が丘で新春占いをやっていたので、占い師であるムンロ王子様にタロットカード占いをしていただきました。 テレビや雑誌でお見受けするときは毎回バッチリ王子様衣装のムンロ様ですが、1月というだけあって、渋いお着物姿でした。 「目を閉じて深呼吸をして、パッと目を開けたときに気になる1枚を選んでください」 ズラリと一列に並べられたカードを前に固まる私。選べない! どれも同じに見える! あぁっ選べなーい! ムンロ王子様はおっしゃいます。「選ぶ前からカードは決まっているんです」 直感で選ばなくてはダメとのこと。 優柔不断な私は、実に4回(!)も仕切り直しをさせてしまいました。 そ […]

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媛ヒメル 味覚ノスタルジア クリエイティブメディア出版 ブランデングページ 幻冬舎

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お願いします、不老門!

2023年1月12日 配信

媛ヒメルです。 2023年もどんどん過ぎていきますね!  お正月に家に来てくれた叔父が「1年はだいたい2週間くらい」と言っていましたが、本当にそれくらいの勢いがあります。判で押したような毎日だと、時はさらに勢いを増してしまうのかもしれません。 そこで私が毎日実践しているのは、髪型をちょこっと変えることです。 ピンで留める、結わく、三つ編みにするなど、とにかく昨日とは違う髪型にするのです。まあ気休めかもしれませんが……。何をしても時間は過ぎ、年を取ってしまいますから。 そこで不老門!その門を通った者は老いることがない!というありがたーい門です☆  あやかりたいと願うあまり、自然とこんなポーズをと […]

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【700】-媛ヒメル クリエイターズワールド クリエイティブメディア出版 味覚ノスタルジア

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「新年のウサギ君」

2023年1月2日 配信

媛ヒメルです。 部屋を片付けている途中で、いきなり出てきた埃まみれのウサギ君。がたいが良く、妙に筋肉質で、なんだかやる気満々です。 私はオモチャ屋が好きで(特に昔からやっている一軒家のオモチャ屋サイコー!)、何年も前にこのウサギ君を買ったのでした。一緒に付いていたカードによると「グロリア王国 特務諜報軍 ハイテク偵察兵」。(!!)盾や剣を持って、戦闘意欲むきだしの理由も分かりました。名前はバニキスというらしい……。「降伏するなら情状酌量の余地はあります」という決めゼリフもあるみたいです。 好きなものはティブレイク、嫌いなものは酒。フットワークが軽く、頭の回転も速いキレ者、とカードには書かれてい […]

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BP■味覚ノスタルジア クリエイターズワールド 媛ヒメル 空虚成分 幻冬舎 クリエイティブメディア出版

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小説を書くようになったきっかけの出来事ですが

2022年12月30日 配信

媛ヒメルです。小説を書くようになったきっかけの出来事ですが……うーん、自分で予告しておいて難しいですね……。 記憶をさかのぼってみると、私が小説らしい小説を書いたのは、たぶん高校生の頃だと思います。 そのとき住んでいた部屋のベランダから、近所の屋根がよく見えたのです。なだらかな三角形をしていて、ちょうどピラミッドみたいな形をしていました。月の光に照らされると、本物のピラミッドのように妙に神々しく神秘的に見えたものです。その屋根をぼーっと眺めているうちに、もしかするとあそこはちょうどいい傾斜だし、何かの動物のちょっとした休憩地点になっているのかもしれない、と思うようになりました。そしていつしか、 […]

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クリエイティブメディア出版 味覚ノスタルジア 媛ヒメル プロフィール写真 出版大賞 作家 著者

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初めまして! 媛ヒメルと申します。

2022年12月13日 配信

小説家の媛ヒメルと申します。 いくつになっても夢見る夢子の私。物語をムクムクと空想しては悪戦苦闘しながら文章にする日々……。 あるとき一人旅に出ました。 大阪で太陽の塔を見て「塔はそこにある」という小説(徐々に太陽の塔が薄くなり消えてしまうというお話)を書き、三田文学新人賞を受賞、その後初めての短編集「空虚成分」(幻冬舎)を出版しました。表題作は、父の墓石の上で目玉焼きを焼いているところでひょっこり亡き父が現れ……というお話です。不思議テイストの話が7編入っています。 そして来年、2冊目の短編集「味覚ノスタルジア」を出すことになりました。表題作はクリエイティブメディア出版 出版大賞の短編小説部 […]

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