2022年1月10日 配信
2022年が始まりました。
これまでは多くの人と同じように私も1年という期間を節目としてきたのですが、
今年については2020年から連なる期間が続いている感覚を強く感じています。
それは私たちが生きるいまの社会の不安定さによるものであり、これまで当然に
出来ていたことが出来ない不自由さによるものは明らかです。
新型コロナウイルス感染症の状況は2021年末までの落ち着きから、新たな様相を
示し始めています。
こんな今こそ、恐怖や怒りの感情に流されるのではなく、冷静に現実に向きあい、
そして私たちが自分が大切にするものを決断して前へ進むこと、生きていくこと
が問われる時ではないでしょうか。
食う為にやっていること、生きるための仕事をそう語る場面は少なくありません。
しかし、ただ生き延びるためだけでは、日々は空虚な時間と向きあう忍耐の時間
になります。
作家のみなさまが、この困難なときにおいても生き延びるだけでなく、強い意志
をもって、自分を活かす執筆、そこにあなたが生きる作品に取り組んでいくこと
を願います。
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