精神科医「心の運動療法家」

心の運動療法家、岡本浩之です。

心臓疾患を理由に昨年末より診療をお休みして、多くの方に「いつから再開できるのか？」とお問い合わせを頂いております。ご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ない、という思いですが、現状は一進一退の病状です。

一進一退の現状

少し回復しているかな？と思えばまた急激に悪化したりと、心臓の症状は引き続き安定せず、まだまだ療養が必要な状態です。

調子が良い時には「このまま全く普段通りの生活も出来るのでは？」と感じるほどなのですが、いったん悪化すると数日は起き上がるのもきつくなり、安定しない日々です。

軽く運動できる時には運動するように心がけておりますが、以前のように３０～４０km走ったり、スピードを上げて走ったりということはせず、ゆっくり数㎞を走ったり歩いたりと、心臓に負荷がかかりすぎないように気を付けております。

記録を狙って大会に出たり練習を重ねるランニング仲間の様子をSNSで見ると、思い切り走れない現状がさみしくもありますが、まずは体調を第一に考えて適度な運動を心がけます。

抗うつ薬の離脱症状

心臓への負担軽減のために抗うつ薬の減薬をしておりますが、離脱症状が続いて睡眠が不安定になる、気分が不安定になる、胃の調子が悪くなる、などの症状が出ています。

予想はしていたことですし、１，２週間もすれば離脱症状は落ち着くだろう（個人差はありますが）と冷静には考えられています。引き続き症状の変化に一喜一憂しすぎないよう過ごしていきます。

心臓のことなので、いつになったら落ち着くのか、また今より良くなる日が来るのか・・・など不安は尽きませんが、療養中にも（心身に支障のない形で）医療との接点を持っておきたいと感じているので、どのような持ち方が出来るかを前向きに考えながら過ごします。

YouTube配信

先日も伝えましたが、今月途中から週１回ペースでYouTube配信を再開しております（これまでは週２，３回ペース）。新たに動画を撮って編集することはまだしていませんが、昨年までに撮り貯めていた動画が多くあります。お蔵入りにする動画もあるので、ストックのうちどの程度出すかは未定ですが、当面はストックの中から配信を続けたいと思います。

コメントへの返信はしておりませんが、すべてに目を通して今後の参考にしております。

うつ病精神科医 うつ病を経験した精神科医　岡本浩之が、「心の病気、精神科、運動、自身のうつ病」について発信しています。 www.youtube.com

まずはオンライン活動でリハビリ？

時間を決めて外で人と会う約束をしても、急に発作が出て約束を守れないことが起きている現状ではなかなか難しいのですが、対面で診療を再開する前に、オンラインで人と話したりという活動をした方が良いよな・・と漠然と考えています。リハビリ、と言ってしまうと相手の方に失礼ですが、ずっと休んでいる状態から急に「今まで通りの診療を再開します。」となっても、月何度か大きな発作が出る現状では継続的な診療が出来ず、余計に迷惑をかけてしまいます。

目途は立たないけど・・・

心臓の状態が安定して、減薬しても抑うつ症状の再燃がなければ、まずは自分のペースで出来る動画収録が可能となり、オンラインで時間を決めての活動が可能となり、その後に対面診療再開という流れでの復帰かなと考えています。

回復の兆しが何も見えていないのに復帰の話をするのもどうかと思うのですが、「このままずっと回復しない。何もできない。もうだめだ。」と沈み続けるのは心にも体にも良くないので、先走って今後の話もしてみました。

調子悪い中でも出来ること、そして無理にやるべきではないことを引き続き考えながら過ごします！