2024年6月12日 配信
Hello, everyone!
6月になり、”ジューンブライド”の結婚式シーズンですね。
先日、愛あふれる素敵なカップルの結婚式に参列しました。
帝国ホテル東京のチャペルは
20世紀を代表する建築家、フランク・ロイド・ライトのデザインをモチーフとした
美しいステンドグラスが印象的です。
さて、ジューンブライドは英語でも”June bride“と言うので和製英語ではありません。
英語の”June”(6月)の語源とされるローマ神話の女神”Juno”(ユーノー)が
結婚や女性の守護神なので
そこから6月に結婚するとユーノーに守られ、幸せになると言われたことが始まりです。
さらに、欧米では“Something Four”という
結婚式における慣習もあります。
結婚式でbride(花嫁)が4つのものを身につけると幸せになれるというもので、
実際にサンフランシスコに住んでいる時に結婚式に参列した際、
花嫁さんがSomething Fourを “I’m wearing my grandma’s necklace.”(おばあちゃんのネックレス着けてるの)
など、皆に1つ1つ説明していました。
その4つとは…
①Something Old(何か一つ古いもの)
祖先、伝統などを表します。先祖代々伝わった、あるいは家族から譲られた宝飾品を当てるのが一般的ですが、母や祖母の結婚衣裳、または結婚衣裳に使われたヴェールやレース、リボンなどの飾りなどを使用することもあります。
②Something New(何か一つ新しいもの)
これから始まる新生活を表します。新調したものなら何でも良いのですが一般的には白いものを用意します。花嫁衣裳の一部である白いサテン製の上靴や長手袋などをこれに当てることが多いです。
③Something Borrowed(何か一つ借りたもの)
友人や隣人との縁を表します。幸せな結婚生活を送っている友人や隣人から持ち物を借りることにより、その幸せにあやかる意味があります。ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的です。
④Something Blue(何か一つ青いもの)
聖母マリアのシンボルカラーである青、つまり純潔を表します。このサムシング・ブルーは目立たない場所につけるのが良いとされており、ブーケのリボンや白いガーターに青いリボン飾りをつけたものを用意するのがアメリカでは一般的です。
Love is like a flower. You’ve got to let it grow.
~愛とは 育てなくてはならない花のようなもの(ジョン・レノン)
田中真由美
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