2022年5月3日 配信
私はどこにでもいる普通の会社員。
でも、裏の趣味は他人に抱く殺人妄想。そして、ある日。古びた避難小屋。その小屋には管理人としての老人がいた。
やがて始まる狂気の一夜。殺しの宴の中で老人から聞こえてくる「殺しの歌」。そして、私の中でくすぶっていた何かが目を覚ます。
身近な人でも、もしかしたら、外見からはおよそ想像できないような「狂気」を心の内に秘めているのではないか?そんな妄想を抱いてしてしまいそうな、そんな何気ない日常の中に潜む狂気を描く作品。
残虐な殺害シーンの描写とその瞬間の「心情」を読者がその場で体験しているようなリアリティで襲いかかってくる「恐怖感」は、読む人にとっての特権。もっとたくさんの作品を読みたくなるに違いない。
*略歴:東京生まれ。十代よりホラー映画の魅力に取り憑かれ膨大な量のフィルムを見て過ごす。
特に影響を受けたのはアメリカの80年代のスプラッター・ホラー。
大学卒業後、様々な職を経てシナリオセンターに通い書く事の喜びを知る。
*趣味:映画鑑賞、読書、音楽鑑賞(映画サントラ)、海外旅行、パワースポット巡り、中古ビデオリサイクルショップ巡り、妄想。
*好きな映画: 血のバレンタイン(80年版)、吐きだめの悪魔、ジャーロ映画全般。
*好きな作家: アーウィン・アシュケナージ、ロバート・アーヴィン・ハワード。
*第一回ホラー&ミステリーコンテスト
最優秀小説部門賞『発狂山』
*第五回クリエイティブメディア出版·出版大賞フィクション部門
最優秀部門賞『戦慄のメアリー』
*第三回クリエイティブメディア出版·えほん児童書コンテスト
児童書部門 特別賞『ミレーヌと悪魔の本』
*第六回クリエイティブメディア出版·出版大賞 長編小説部門賞
優秀賞『ミステリアス·イブ』
*第八回クリエイティブメディア出版·出版大賞フィクション部門
佳作『魅いられし者』
佳作『変容と狂気』
短編小説部門 最優秀部門賞『翡翠色の中毒者』
*朝日新聞電子本掲載『発狂山』(2016年6月29日)
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