2023年5月16日 配信
ホラー映画で、パッケージを手に取ったときにへんてこな題名に出くわしたことはないだろうか?今回はいくつか例をあげることにする。
なんともいかがわしくバカバカしいタイトル、しかし一度聴いたら耳には必ず残る。映画本編を観ていなくてもこれは間違いなくB級だろ(一部マニアたちの間では既に伝説のタイトルがコレ)・・・ソフトのパッケージの裏を見ると巨大化したカニが人々を襲っている画が!やっぱり超絶B級だ!タイトルと画のダブル攻撃に撃沈し観たい!という興味に溺れてくれたのなら、あなたの負け。次の瞬間、このソフトは間違いなくあなたの手に握られている。ちなみにこの映画の原題は『GIANT CLAWS』!そのまま、でっかいカニということになる・・・英語だとなんとまあ地味なタイトル。当時配給会社の〇〇〇さんがカニ料理屋で思い付いたという逸話があるようですが・・・。
しかし、おふざけなタイトルとは真逆に環境破壊にも触れており意外にもマジメな作品となっている。目玉はやはり巨大カニで・・・造形も出来がいいので最後まで飽きずに観られる。
パッケージにはミミズを何匹も咥えているオヤジの画が・・・これだけで絶対観たくはない、あなたの嫌な予感は的中だ。ただの本当にミミズを食らう映画だからだ。原題は『WORM EATERS』。それほどインパクトはない(自分だけか?)しかしだ、邦題にミミズというキーワードが付く。我々、日本人にはあまり気持ちの良くない・・・しかもその後にバーガーとは・・・つまり、アレを挟んで食らうのか?オェ!と、色々想像していくと・・・どんな映画なんだ!この作品は特に絶対観たくない!か、ゲテモノ観たさの好奇心旺盛なマニアたちかに別れる。
見どころはスパゲティーやハンバーガー、シェイクやアイスクリームに・・・アレがいっぱい混入しています。全編、ニョロニョロとムシャムシャ・・・と大快作(大怪作の間違いじゃないのか?)!
今回は特に変わり種なタイトルを紹介したが、原題→邦題とインパクトのあるタイトルに変えていく、これは映像にだけとどまらず、小説コンクールなどでも同じだと感じる。多くの作品に目を通す審査員にとって、まず目を引くのは間違いなく強烈なタイトルではないだろうか?これは一体どんな物語なんだ?読んでみたい!多少いかがわしくても、おふざけがあってもへんてこでもいいのだ・・・締めくくりはとにかく、なんじゃコレ?
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