2024年3月12日 配信
皆さん、こんにちは・・・
作家の大和田です。
紀伊国屋書店・新宿本店
初の紙の書籍である、ホラー短編集「発狂山」が発売されてはや1ヶ月と少し・・・
紀伊国屋書店、新宿本店でもしっかり店内に並んでますね・・・陳列を確認。よし。あるある。ある。なんといっても新宿本店での売れ行きは今後の本の売れ行きに大きく影響があるとか、ないとか・・・
実際にどのくらい売れているかはやはり書店に行っても確認できず、また実感もできずにいるが、本の存在感はやはり、リアルに感じる。はやく「ホラー短篇集・発狂山」が面で陳列されて、本を買っている人もリアルに見かけることができたら最高だよなと思いをはせつつ…
例えば、ホラー関連の本ならホラー専門DVDショップで販売もありだ。
本の売り方も色々ある。もちろん、書店で売るのもそうだが、手っ取り早く、結果を出すには・・・個人的によくお世話になっている某ホラー専門のDVDショップだ。
さっそくこちらにお邪魔し(本当は宣伝も兼ねてお話したいところだが、地元なので場所の詳細は伏せておくが)できたてほやほやの本を置いていただくようにお願いをする・・・快くOKをもらい、どどーんと十数冊を並べてもらう。なぜか安心してしまう自分。売るのはこれからだ(笑)
DVDショップに紙の書籍・・・しかし、これは珍しいことではない。むしろかなり相性が合うといっても良い。例えば、映画関連の書籍は某有名中古DVDを扱うショップにも専門コーナーがあり、それなりに在庫は充実していたりするからだ。
しかし、そうは言ってもやはり新人でまだまだ無名のホラー作家。さらに映像ではなくて小説の場合だと売れゆきはどうなのか・・・ショップのほうへ赴き実際に確認してみるしかない・・・怖くてまだ行けず・・・一冊も売れていない可能性も・・・
そんなことを考えると、いろいろ妄想が膨らんできた…本の基本色である赤と黒で彩られた背表紙・・・それが今は悲しみと絶望の色にも見える――
怒り、人間不信、そして孤独と絶望・・・身を削ってまで・・・本ができるまでに払った代償はあまりにも大きい・・・
もうすぐ春が訪れるというのに僕の足元にはいつも黒い影がつきまとい離れようとしない。
僕が死ぬまできっと離れはしないだろう・・・
暗い洞窟に放り込まれたこの思い――
深淵を見たものはもう戻れない・・・なぜなら深淵もまたあなたを見返したからだ・・・
まだまだキャンペーン実施中です。
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