2024年8月28日 配信
最近よく耳する・・・イマーシブとは?
それは「没入型」のことである。
そこにシアターがつくと・・・
観客が自ら行動し、 演者と同じ空間に同居しながら物語の一部として作品に参加する形式のシアターになる。
ステージを取り払ったイマーシブシアターでは、大きな多階層の建物から屋外のオープンエリアまで、
さまざまな種類の環境が空間として用いられる。ホテルや倉庫、病院といった場所が用いられることも多い。
今までの「ステージと客席があればよい」のではなく、作品のテーマに沿った特定の場所が用いられる、ということが最大の特徴である。
観客の没入感を高めるため、空間づくりには細部までよりリアルに。複数の部屋を用意して、観客が部屋から部屋へと移動することができるようにすることも多い。
観客は、五感を刺激されながら物語を体験していくわけである。
劇中で観客が実際に飲食をしたり、聴こえてくる音に集中させるために目隠しをするという演出、部屋ごとに異なる香りを感じられる仕掛けや、舞台装置や小道具に触れながら探索をする機会が提供されることもある。
2000年代にロンドンから始まり、以降ニューヨークを中心に注目を集めている体験型演劇作品の総称でもある。
もう一方でこちらも良く耳する脱出ゲームや街全体を使った謎解きゲームは「没入型」ではなく「体験型」である。
イマーシブ・シアターとして日本では記憶に新しいのがユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ホテル・アルバート」シリーズがある。
呪われたホテルを舞台にグループで探索をしていく・・・
もうひとつの呼び名(劇場型ホラー・アトラクション)もあってこのあたりは少々、ややこしいのだが・・・
イマーシブ・シアターは・・・VRなどよりもアナログだが確実に五感を刺激しつつ、自分がその場で体験してるかのような感覚が生で味わえるのだ。
アトラクションとしては画期的な手法といえよう。
僕のホラー小説もそのリアルさを追求している。
いつも・・・
自分目線、読み手が体感できるような手法・・・FPSやPOV方式・・・
この話はまた次回にしようと思う。
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