2022年5月17日 配信
一つの物語をいくつもの可能性に導く――
主人公Aが友人Bと協力し犯人Cを捕まえるストーリー・・・
または主人公Aが友人Bを殺されたために犯人Cに復讐する別のストーリー・・・
さらには、主人公Aが親友と思っていたBに裏切られ、犯人と思っていたCと協力するストーリー・・・
AとBが犯人でCを追い詰めていく物語もありだ。そう、果てしなく続く物語の可能性・・・
僕の頭の中にはまるで何本もの線路が走っているように、何本もの物語の映像が浮かぶ。
同じ世界観のなかで。
世界線・・・この言葉が世に出てきたのは10年ぐらい前からか・・・
僕はその遥か前から、その存在を感じていた。
僕という大和田が別の世界には複数存在していて、職業も地位もそれぞれ違う・・・
私生活も独身かもしれないし、結婚して子供が何人もいるかもしれない。
性格も性質も同様だ。人格者かもしれないし、犯罪者かもしれない・・・
それぞれの世界線にいるお互いが顔を合わすことなど、決してあり得ないが・・・確実に存在を感じていた。
今、製作中のプロットも同じ世界観の中でいくつもの世界線を構築中だ。
こうして、書いている瞬間もほら・・・新たなる世界線が生まれている・・・
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