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2022年5月9日 配信
僕はどちらかというと絶望で始まり、絶望で終わる物語が好きだ。 一般受けするのは絶望で始まり、困難を切り抜けて最後は希望を胸にハッピーエンド。 僕にもまったくその要素がないとは言わない。 映画だって最近はハッピーエンドが好きで、涙をうっすらと浮かべる時がある。 だが・・・やはり・・・何かが物足りないのだ。 アドレナリンを分泌させる設定・・・ 主人公の暗い内面にスポットライトを当て、それを隠しながら生きている主人公。 社会に溶け込み、一見・・・体面を保っているかのように見える―― 遠い過去に犯したどす黒い事件をひた隠して、生きるが過去は何かしらに姿を変えて追ってくる。 非常に嗅覚に優れたそいつはど […]
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